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遥か吉備路のむこうへ

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2015年 05月 13日

石見グランフォンド200㎞&140㎞ ③


広域農道を下ったら第4CPの断魚渓まで平坦かと思いきや、遠回りのまたアップダウン道。
地味な登り返しが脚にきますね、K藤さんに疲れが見え始めていますがジャンボくんとスタッフ草井は余裕です。77km地点の第4CPが昼食で立派な豚丼が振る舞われました。
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この断魚渓から見下ろす景色はなかなかのものでしたよ。
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少し遅れて到着したジャンボ・草井コンビはパンクだったよう…このあとも…
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さてこれから中盤の山場になるようなので、K藤さんと先行することとしリスタート。川本から細い山道をだらだらと登っていきます、いったいどれほど続くのかは不明。
とにかくこの山場を越えれば川沿いの道で三瓶山麓までいけるはずなので、頑張りどころです。距離はまだ半分ほどの100㎞あたりか…登りが辛いK藤さんをアシストしながら淡々と進みます。頑張ったり休んだりでは逆に疲れるんですね、とにかく淡々とイージーペースが肝なんです。後ろから良いペースのグループがいくつか抜いていきます。抜き際に声をかけてくれた方がいました。「店長選手権2位でしたよね~」おおっ、こんなところで見ず知らずの方が…WAVEジャージも少しは有名になったんかな(笑)嬉しいですね。

たぶん10㎞以上続いたアップヒルを終え、下りを今度は爆走します。結構みなさん下りが遅い。登りで抜かれた人を気持ちよくぶち抜いて第5CPへ到着しました。
冷たいぜんざい、コレ結構イケました。癖になる~~的な(笑)
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しかしCPが多いです(笑)約1時間ごとに休憩してる勘定で、これは休憩しすぎです。停まると実は疲れるんですね、みなさん走り始めに脚がだるく感じたことがあると思いませんか(笑)身に覚えがある方たくさんおられると思います。

第5CPで伴走バイクの方から声をかけられました、実は下りで遅い集団の後ろを走っていたバイクも合わせて抜いて行ったからです。その時の速度はたぶん50㎞出てないと思うんですが、ロードバイクがそんなにスピードが出ると知らないと驚いたようでした。
※ちなみにロードレースなら、このあたりのレースでも下りなら80kmくらいはマークします。良い子は一般道で真似をしてはダメですよ

さて約50㎞先の第6CPが三瓶山へいけるかどうかの足切りポイント、ここへ15時35分までに到着しなければなりません。ルートは川沿いで緩い下り基調のはずです。第5CPでたしか1時すぎだったので、普通に考えれば余裕ですが、何があるかわかりません。とにかくここまで無事にK藤さんをいざない三瓶山を体験してもらわなければなりません。
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リスタート後、またもや遠回りの登りです。たいしたことないのですが、流石に100㎞以上走ってきた疲労ではキツイもんがあります。ようやく登りを終えて川沿いの道へ入りました。ところが、思ってもない事態が…なんとバリバリの向かい風ではありませんか…。
気持ちよくクルージングして第6CPまでの皮算用は完全に崩壊です。川沿い定番の小さな登り返しがボディーブローとなり堪えます。K藤さんもキツそうです、しかし毎朝練習をかかさない鍛えられた精神力でついてきます。ギリギリついてこれるペースを維持しながらようやく第6CPへ到着した。ここでも炊き込みご飯が振る舞われ…どう考えても食べ過ぎです。きっと太って帰ってきたと思うくらい(笑)
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心配したタイムも無事にクリア、ここで後続のジャンボ・草井ペアを待って回復してから三瓶山へアタックするよう推奨し、私は今日一番のトレーニングに挑むことにしました。
ゴールまでの40㎞をTTで追い込むこと、チェックポイントでのサイン数から約50~60人くらい前にいるはずなので、抜けるだけ抜こうと決めてスタート。三瓶山にある第7CPまで18km、抜けるのはここまででしょう。途中、三瓶山の草原が心地良いがコースはこの後無情に登っています(笑)
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しかし、やっぱり目標があると違います、1人、2人、3人…合計20名超、ご馳走様でした。
第7CPも早々にスルーして、超絶ダウンヒルを楽しみ大田市へ向います。最後まで向かい風でしたが無事にゴール地点へ。
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140km組のスタッフ池上とK木さんは既にゴールしていました、そして“しまねん”カップルも無事にゴール。ゴール後のご褒美?はそうめんです、よく食べました。
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↑ フラットペダルで140kmは立派!
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7時25分スタート、16時頃ゴール (実走7時間23分 平均速度約27km)

200kmの一番速かった人は、15時くらいにゴールしたそうな…
※ウィリエール代理店のSさんは3番らしい!

しばらくしたら、K藤さんがゴール。無事に初200㎞完走です。今日はキツかったはずですが、毎日の鍛錬が気持ちを切らさずゴールまで継続できた要因だと思います。少し登りが苦手な上でこのコースに挑戦し完走したことは自信を持っていいでしょう。
しかし、余裕をこいていたジャンボ・草井コンビが帰ってきません!

積載があるのでクルマへ戻り、積み込みを終えた頃にゴールしたとの連絡が。
なんと制限時間ギリギリの18時頃だったとか…orz
よくよく聞けば草井はパンクが続き、最後はスローパンクで空気を何度も補充しながら走ったらしく、ある意味高負荷トレになったそうです。
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もう1名もロングが得意なはずなのにこの姿です、だから長い時間走らずに速く走れば楽なのよ、って言ったじゃん(笑)お疲れ様でした。
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さて、まだまだ戦いはこの後も続きました。
ハイソカー・ステップワゴンに5台5名で帰路に着きますが、やはり汗がべとべとなので三瓶で温泉で流し、夕食を取りましたが…ビジターの私達は注文して30分以上待ちました。この間、ウェイターのおばちゃんが何度もごめんなさいね…を連呼し、いやもういいですから。ここでも懲りずに刺身定食(笑)良心価格だったのが救いでした。
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気がつけば、20時半…闇の三瓶山は怖かったです、国道もなぜだかクルマもいません。
もう意識を失う直前でのドライブに冷や汗もんです、なんとか当日中に帰宅しました。無理はいけませんね。※一番長い時間走った方は、なんともう1泊したそうな…

若いころ、超無理目のスケジュールで遠征していたころを思い出しました。おっさんには無理やね。また余裕をもって楽しくイベント参加しましょう、やはり泊りが楽しいですよ!







by ipsilon_fujiwara | 2015-05-13 22:06 | 旨いもの・ツーリング


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