人気ブログランキング |

遥か吉備路のむこうへ

ipsilonf.exblog.jp
ブログトップ
2015年 04月 08日

また逢う日まで

本来なら3月末に書くべきことだけど…やっぱり書き残して置きたいなと。

ロードバイクの能力向上を目指して共に走ってきた仲間が幾人か岡山を離れた。


印象に残る二人の話を…

一人は米子から単身で総社に住みながら、岡山に来た数年前からロードに乗り始め自宅へ戻る週末を除き限られた早朝に朝マックを共にしてきたYさん。

幼少の頃は剣道を勤しんだらしくパワーライドでぐいぐい走る、どうしてもパワーに頼る走りになりがちで…
それを改善すべく朝マックなる練習会に誘った。総社に住むYさんは15㎞近く自走し5時30分集合に来て、また総社に戻りまた中庄まで自走で通勤をしていたのだ。朝マックでみんなに千切れたら帰りは浅原峠経由とし罰ゲームで登坂を自分に課していたという。なんというM魂だろうか…(笑)
そうしてスムーズな回転やペダリングを実践、上級ローテーションを身に付け脚で会話できる仲間となった。
朝の僅かな時間をやりくりして集う仲間の繋がりは強い、誰もが暑かったり寒かったりすれば、今日は休もうかな…なんて思うものだ。そんな折に、参加を表明しておくことで自分を奮い立たせるのだ、もしくは仲間の参加表明が自分を勇気づけ行動に繋げる動機付けにもなる。そうした仲間は、仕事だけでは出来にくい昨今で、気の置けない仲間を30代や40代で見つけることは非常に価値があると信じて疑わない。
これを見たあなたが明日参加しようと思ってくれたら値打ちがあるというものだ(笑)

週末ライドができないので、レースやイベントには殆ど参加できなかったのが残念だった。米子は近いので、これからもイベントを軸にして交流を続けて行きたいと思っている。

b0246207_20563527.jpg
b0246207_20563171.jpg
b0246207_20562717.jpg
b0246207_20562196.jpg
越冬隊と称される、朝マックの冬練習の様子など
b0246207_20594092.jpg
b0246207_21000344.jpg
b0246207_21024785.jpg
b0246207_21004343.jpg
b0246207_09160311.jpg
b0246207_20574215.jpg


もう一人は、ペダリング研究で全国的に有名になったK洵教授(現在は教授)
Kさんとは研究の被験者として面会したのが最初だったのだけれど、最初の印象は自転車のメカが好きな研究者で実際走る方は…な失礼な先入観があった(教授ゴメン)
そんなKさんが、当時岡山地区で必死こいて走るプッチモニに参加して来た時は驚いたものだった。その初期に本人がパワーデータと定性的な感覚を論理的に整理し能力向上を志したSNSの書き込みに、しがない経験者として確信していたことをコメントした。※正確にはコメントしたことをすっかり忘れていた。

ところが、送別会のあとで発信されたメッセージにそのことが書かれていた。


****************************************************************************************************

「そうなりたいと願い、そのための練習をすれば大概の人は成れる」 (by 藤原監督)

これからも座右の銘にしてがんばろう。

****************************************************************************************************


約2年間、この言葉を心に刻み日々練習を励んできたそうだ。
その2年間、いみじくも私は多忙になりプッチモニへの参加は激減し、Kさんの実力は目の当たりにする機会もあまりなく3月中旬に至る。Kさんと最後の練習会となった某坂周回…冬の間も通しで某坂周回を励んできたKさんの背中を拝むことになろうとは、2年前には想像もできなかったことだ。素晴らしいという以外にことばは無い。
※厳密に言うと昨年の5月にも空港周辺の周回路を3周回する練習に於いて、ツキイチで1周目のピークで捲ってくるKさんに驚いたのだが、流石に1本で撃沈したかな。

Waveでインストラクターからはじめ、現在店長(チーム監督)として多くの方々を見るにつけ確信していることがある。人の可能性は果てしない、もちろんハナから才能に溢れている人も居る訳だが、多くは本人が明確な希望や目標を持ち近づこうとコツコツと積み上げてゆく。そうした人は必ず成長できるということを。
この事柄を、練習会に参加したてのKさんに話したんですね。僕は基本的にその人の状態にあわせて誰にでも同様の話をする。それを信じる人もいるし聞き流す人もいる。勿論その人に信頼されてないとしたら、瞬間で忘却のかなただろうが…(笑)

自分しかできない事柄で人の役にたつこと。これが3年前に正式に輪界に復帰して生きてゆこうと決めたこと。僕にはロードレースで培ったことしかないと常々考えている。能力の低い自分は誰もができるフィールドで勝ち残っていくことなどできないのは重々承知しているし、残された人生を自分が納得して生きることがやはり大事だと最近特に思うから。自分を信じて成長したいという人をフォローし、その成長と成果を共有する素晴らしい体験を沢山したい。もう自分ができることなどしれてるし(笑)

そんなふうに思う私に…Kさんの言葉は、監督冥利につきることだった。
自分が発信したメッセージに恥じない走りをいつまでも続けて行きたいと考えさせられたこの3月の出来事だった。

ありがとう、Yさん・Kさん。離れていても共に走ったら必ず脚で会話ができると確信しています。これからもよろしくお願いします。

b0246207_21141396.jpg
b0246207_21140966.jpg
送別会で思い出を語るKさん


by ipsilon_fujiwara | 2015-04-08 21:21 | 塾長の独り言


<< Daccordi 90’ ク...      COLNAGO C60 レ... >>