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遥か吉備路のむこうへ

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2012年 02月 14日

パフォーマンスUPは?

スポーツバイクに乗り初めた方は、何からトレーニングしたらいいのか。

LSDという言葉を聞いたことがありますか?
これは「Long(長時間) Slow(ゆっくりと) Distance(距離を乗る)」 の頭文字をとったもので、
バイクに限らず持久系スポーツでは広く行われているトレーニング方法です。

学生時代も含めて今までスポーツでトレーニングらしいことをしたことがない人や、昔はスポーツ選手だったけれど
社会人になってからは運動不足で体がなまってしまって…という人は、まずはこの練習からしてみましょう。

やりかたはいたって簡単で、走りながら楽に話せるような気持ちのよいペースで、
2~3時間なるべく止まったり休んだりせずに淡々と走り続けることです。
この練習はきつくないので長時間運動できる、ですから時間当たりのカロリー消費量は少なくても、
合計するとかなり大きな数字になるので減量にも有効です。

この練習は、楽な練習な割には奥が深くさまざまな効果があります。
ですからトップクラスの選手でも必要に応じで練習メニューに組み込むこんでいます。

初心者にとって大切な効果のひとつは、持久力の基礎を養成できることでしょう。
持久系のスポーツの王道は 
「まずは有酸素運動の土台をしっかり作ったあとで、無酸素運動でレース用の能力を鍛えること」 とよくいわれます。
かみ砕いて言うならば、最終的に長距離を速く走るようになるためには 
「まずは長距離をゆっくり長く走る運動(有酸素運動)をしっかりすることが大切」 ということ。
レースで必要な能力は、有酸素運動の土台がしっかりしていた方が、より高い能力まで到達できると言われています。
逆に有酸素運動の土台がないままに、きつい練習をしてもそれを受け入れる土台がなければ、その成果が出にくくなります。

急がば回れではありませんが、バイクのトレーニングの基礎である有酸素能力は、
じっくりと時間をかけることで着実にのばしていくタイプのも。
その意味では、トレーニングをまじめに取り組んだ分だけ、その成果がちゃんと結果や体力に反映するのが面白さといえます。
この能力は大人になってから始めたとしても、長い目で見ると年単位で少しずつ伸びるといわれています。

そのためにはコツコツと練習を継続していく必要がありますが、
LSDはきつくない運動なので、容易に続けることができる「誰でもできる練習方法」です。
「きつい練習をしないと速くなれない」と思っている人には不思議に思えるかも知れませんね。
確かに最終的に速く長く走れるようになるには、かなりきつい練習で自分を追い込んでいく必要があります。
しかし、基礎づくりの段階では必ずしもきつい練習でなくてよいということです。その基礎づくりの代表格がLSDです。

ただしあくまでこのレベルの練習は基礎ですから、この練習だけやっていてもレースでは良い結果は出せません。
またそれなりなレベルに到達して、すでに有酸素運動の基礎ができている人は、わざわざこのレベルの運動を長時間取り組む必要はなくその次の中負荷での練習が主体となってゆきます。

独りで走るのもし、目的が近しい仲間と走るもよし、そんな仲間探しに練習会へ参加してみませんか。
Waveではレベルに応じた練習会を提案します。


パフォーマンスUPは?_b0246207_07214663.jpg




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by ipsilon_fujiwara | 2012-02-14 00:08 | 塾長の独り言


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